自車位置精度やルート検索などのカーナビの基本機能
カーナビを選ぶにあたって、どんな機能が付いているのかわからないと思います。
どの機能が大事でどんな機能があると便利なのか比較して見ました。
カーナビは地図と自車位置精度が生命線
カーナビというからには、今自分の車がどこを走っているのかが正確にわからないと話になりません。 検索スピードが速いから高価なHDDカーナビを購入したのに、自分の車の位置が地図に正確に表示されないのでは、カーナビの意味がありません。
まず、地図ですがゼンリンの地図がもっとも正確といわれています。
ゼンリンの地図を採用しているカーナビは、パナソニック、サンヨー、ケンウッド、ソニーなどです。
パイオニアの子会社インクリメント・Pというところが地図を作っており、パイオニアや三菱が採用しています。
地図は精度がいいに越したことはないのですが、新しい道路には毎年ソフトを更新して対応する必要がありますし、
田舎の道路には細かく対応しているカーナビを私は見たことがありませんので、地図精度はそこそこでいいと私は思います。
そして自車位置制度ですが、個人的にはパイオニアのcarrozzeriaが一押しです。
パイオニアは、1990年6月に衛星を使った世界で初めて市販GPSカーナビゲーションを発売した会社として有名です。
今では当たり前となったGPSを使う技術は、自車位置を正確に判断するためには必要不可欠なものになっており、他の会社も追従しています。
高速道路の側道を走っているのに高速道路を走っているとカーナビが判断するのは、自車位置精度が高くないためです。 カーナビのカタログには、自車位置精度のことに関しては詳細が載ってない場合が多いのです。
カーショップの店員さんは、年に一度程度カーナビのモニターテストのようなことをすると聞いたことがありますので、 性能についてはカーショップの店員さんに直接聞いてみるのもいいかもしれません。
ルート検索の性能も大事
ルート検索もカーナビの大事な機能です。
ルート検索とは、目的地までのルートをいろいろな条件(最短距離、有料道路の判断)を付けて検索したり、間違ったルートを走ったら再検索してくれる機能です。 また、走行先が渋滞している場合は渋滞回避ルートも設定してくれる機能もあります。
ルート検索のアルゴリズムは各社まちまちですが、個人的な見解ではパイオニアとアルパインが優れていると思います。 間違ったルートを正しいルートに再検索する機能は、自車位置精度の高さがものをいいます。この点でも、パイオニアは優秀だと感じます。
しかし、どんな優秀なカーナビでも、最短距離で検索したルートが必ずしも最短ではないということは肝に銘じていてください。
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